【Unity】お手軽に3人称アクションゲーム(風)が作れるアセット「INVECTOR」が面白い!!
皆さんはUnityの有料アセット「INVECTOR」をご存知でしょうか?
このアセットは自分で作ったり、用意したモデルで手軽に3人称アクションゲームぽいものが作れちゃう素敵なアクションテンプレートです。私は年末のセールでゲットしたのですがあまりのお手軽さにびっくりしました。今回はINVECTORのアクションテンプレートを簡単に紹介させていただきます。
■3種類のアクションテンプレート
アクションテンプレートは大きく分けて...
①Third Person Controller - Basic Locomotion FREE
②Third Person Controller - Melee Combat Template
③Third Person Controller - Shooter Template
の3種類があります。以下詳しく説明します。
①Third Person Controller - Basic Locomotion FREE
フリー版です。戦闘アクションは行えませんが。走る、ジャンプするなどの基本動作は確認できます。サンプルステージがあり、操作モデルのセットアップも行えるので有料版を買う前にひとまずこちらをチェックしてみるのがおススメです。
②Third Person Controller - Melee Combat Template
有料版で近接戦闘のアクションテンプレートです。私はこれを購入しました。
いわゆる〇ークソウル的なものがこれで作れます。サンプルステージでは前転で壺が割れちゃいました(笑)
また操作キャラのセットアップと同じように手軽に敵も作れます。
③Third Person Controller - Shooter Template
有料版でシューターのテンプレートですが二つ目の「Melee Combat Template」の内容も含む最上位版です。
INVECTORのアセットストアには上記3つの他にも「泳ぐ」「崖を登る」「ステルスする」等の機能追加のアセットがたくさんあるので作りたいゲームに合わせて機能を追加しましょう。
■簡単なセットアップ
下の動画をぜひご覧ください!
INVECTOR専用のウインドウでキャラのFBXをポイっとドラッグするだけ...簡単です。
注意点としてセットアップするキャラクターのリグが「Humanoid」であることです。
こちらは近いうちに、Unity向けにBlenderでキャラクターモデルを作る記事で触れようと思います。
■使ってみた感想
私は近接戦闘の「Melee Combat Template」を購入したのですが、使ってみて一番感じたメリットは「コードを書かなくても機能の範囲であれば、ゲームっぽいものが作れてしまう」ところかなと思います。
さすがにゲーム全てをコード理解せずに作るのは不可能だと思いますが、我々デザイナーやプランナーさんがゲームのプロトタイプを簡単に作れるのは素晴らしいことだと思います。何より触っていて楽しい(今はこれが一番)...!!
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